個性的な息子達 NO.4

長男は地元の公立高校へ入学したものの、厄介な問題の連続でした。最初は夏休み前に

親が呼び出されました。”○△君、成績が悪いです。このままでは進級出来ませんよ ”

何言ってるんですか?入学させておいて、進級は無理だなんて、無責任ではありませんか?

そこを何とかして進級、卒業させるのが先生の、お仕事でしょう?

言いたくなりましたが、堪えました。確かに長男は小学校時代から、成績がイマイチどころか

イマサンでした。学習塾をいていた時、他人の子より自分の子供に教えたら?と陰口を

言われていたそうです。後で聞きましたが本当に私も、そう思います。

休まずに学校へは行きました。部活の” 囲碁 ”が面白かったようです。顧問の先生に

大変、可愛がって貰え、庇って貰え、進級、進級、と停学を途中に挟みながら、何とか

卒業しました。俺は弁当食いに学校に行ってるんだから,美味しいの、頼むぜ! が口癖で

今日のは美味しかったと言ってくれましたから、張り合いがありました。ある時、友達から

○△君の弁当、美味しそうだねって言われたと。苦労が報われた瞬間でした。実は弁当作りが

苦手で、お弁当屋の広告を取っておいて、研究?したり冷凍食品にも、お世話になりました。

自慢の1つは ”くそ婆!” と呼ばれた事がない事です。陰で言ってるのかもしれませんが。

ずっと後になって、わかった事ですが、期末テストとかで、点数を取らせるために ”先生の

洋服のセンスは何点? 髪型は何点? 話術は何点? イケメン度は? とか誰でも答えられる

問題を裏に載せて赤点対策をしてくれたそうです。下駄を履かせると言うそうです。

今も、高校に、こういう先生が、いらっしゃるでしょうか?

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