いつも、朝食の準備はラジオを聴きながらです。何時になく何で、八代亜紀さんの
話が出てるの?まさかね?皆、100まで生きられる時代なのに。食後の朝刊で知り
ショックです。まだまだ現役で、歌って欲しかったのです。ジャンルを問わず、ジャズでも
シャンソンでも、表現力は聴く者を其処に連れて行くような、引き込まれる臨場感が
私には感じられます。だから、可哀そうな女の歌を歌う、亜紀さんにお婆様がお金や
食べ物を差し出したのだそうです。
魅了して聞かせる歌唱力は圧巻です。絵画の分野でも才能を発揮され、多才な方でした。
老人ホームで、”出張?コンサート”をされた映像を覚えています。豪華なドレス姿で初めに
「私のコンサートに皆様、お出でにならないので、私が参りました!」とホールを沸かせて
あとは熱唱!熱唱!手を抜くことなく、観客が何人でも、八代亜紀さんは全身全霊で、
私達に歌の世界を届けてくれます。昔、自分が好きな人が八代亜紀さんのファンだった
事もあり、次第に彼女が好きになりました。彼女の歌は殆ど歌えます。
60代になった頃から、周りのお兄様・お姉様が、あちらへ逝かれます。
世の常とはいえ、寂しいものです。
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