暮れごろの新聞に県内のある小学校では、先生が用意したプリントを各自が判断して
持って行くようにしたのだそうです。学力の定着を図るため、家庭学習を習慣化する為にも
昔から先生の裁量で一斉に同じ物を渡されていました。それぞれ習熟度が違うので
難しくて出来ない子、簡単すぎる子がいた筈ですが、児童が自分で宿題を選んで
持って行くなんて、用意したプリントの内容がわかりませんが、児童の自主性に
任せたのでしょうか?私は児童には、自主性よりも、基礎の学習を徹底的に反復練習させて
児童の基礎学力の定着と向上を目指した方が良いと思います。基礎学力は小学生のうちに
つけておくのが1番です。中学生では無理では、ありませんが本人が嫌がるでしょうから。
基礎学力があれば、どんな学習も理解できますし、大学の講義にも就いていけます。
高校での復習から大学の講義を始めないと、いけない所もあるそうです。
基礎の学力が高くはないのに、自主性だの、創造性だのは、早すぎると思います。
高い基礎学力があっての自主性、創造性だと私は思っています。十分な知識も経験も
ないのに自主性を尊重すると言って、好き勝手をさせたり、甘やかしてはいけません。
どんな習い事、スポーツでも基本を重視していますよね。野球でもホームランの
打ち方より素振り100回でしょう。孫女の冬休みの学習長の○付けをしました。
パパは、「こんなのも、分かんないのか?」と言ったり「汚ったねえ字!」と言うので
私の担当になりました。学習の仕方から教えねばなりません。問題は読まないし、
適当な答えを書くし、笑ってしまいます。勉強してきて、後悔した話は聞きません。
もっと勉強しとけば、よかった話ばかりです。ないたい職業に就けるし、豊富な知識から
知恵が生まれ、人格・人生を豊かにしてくれますから。
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