手荒れを防ぐには、炊事をしない事に尽きます。イマドキの若い夫婦は、作る人と
後片付けする人が、別々なのだそうです。何とも羨ましい限りです。家庭内の事は
”家族全員でやる”を提唱しているので、パパママの姿を見ている子ど達に期待し
ています。衣食住は人間の生活の基本ですから、自分の事くらい最低限、出来て
当たり前で、それぐらい出来ない奴は…………。
手荒れの原因は①水や洗剤などにより、皮膚表面の水分や皮脂が減少する
②化学物質に触れて刺激に敏感になる。
③アレルギー物質に接触する。
④物理的に摩擦される等を繰り返す。
もともと皮膚のバリア機能が弱っているアトピー性皮膚炎・乾燥肌の人に起こり
やすいと言われています。
手荒れの重症化防止のために出来る事
①水温の管理を。水の温度は人肌の温度で「33~35℃)のぬるま湯を
使用します。熱いお湯は皮脂を奪い過ぎるため、手肌の
乾燥の原因になります。ゴシゴシ(摩擦)洗わず、泡を
クッションにして、顔を洗うように、優しく洗います。
そして、拭く時も擦らず、優しく押すように、ハンカチ王子
の要領で普段の洗顔の後の拭き方も同じようにします。
②水仕事のやり方を変えてみる。洗剤を見直す。(低刺激性の洗剤を)
ゴム手袋の使用
(ゴムアレルギー体質は付けた時に痒み・赤み・ヒリヒリ感が出ます)
水・ぬるま湯を使う頻度を少なくする。他の人に洗い物を替わってもらう。
100均にドーナッツ型の亀の子だわしがあって,木の柄が付いています。
手を濡らさず片手鍋が洗えて便利です。ゴム手袋の着脱さえ面倒なので
纏め洗いをしています。昼食の洗い物は夕食の支度中に。だらしないと
言われても平気です。ハンドクリームは1度塗ったら、簡単に落ちない
”根性のあるハンドクリーム”がいいです。
③保湿剤でスキンケアに努め、皮膚のバリア機能の改善を図ることが最も
有用な対処法となります。
④ 冬は空気が乾燥しています。濡れた手の水分が蒸発するときに皮膚の水分
皮脂も奪われるので、濡れた手は、タオルで完全に拭いて、おきましょう。
⑤ ハンドケア製品を塗る時にハンドマッサージを一緒に行うと体の血流改善
に役立ち成分が手肌全体に行き渡って浸透にして、より効果的です。
指先・爪の両脇の荒れが多いので、しっかりと塗り込みましょう。
手袋(綿100%)をしてお休み下さい。
家事をする時も軍手・手袋を着用し、素手での摩擦を可能な限り減らして
大切な自分の手を荒らさせない工夫と努力を継続していきましょう。
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