車を走らせていると、街路樹のイチョウ・ハナミズキ・こぶしの葉っぱが
一斉に秋の装いです。陽の光りが、透明さを増しているように感じられます。
朝晩の冷え込みが一層、鮮やかな色に変えて、目を楽しませてくれます。
彼岸花が道端に咲いているのを、見つけると、うれしくなり、つい見入って
しまいます。赤の他に白も(クリーム)あるとかで隣の市で見物してきました。
コスモスも、風に揺れています。遠くの山々は、まだ色づいた様子はなく、朝は
霧に隠れています。この辺りは四方を山に囲まれた盆地です。夏は蒸し暑いです。
風が吹き渡らないのではないか、新しい風が吹かない、封建的な街に思えて、
あまり好きとは思えない、時期がありました。よそ者意識があったせいです。
住めば都とは、よくいったもので、40年住めば、良い所の方が多くなります。
愛着が生まれ、何気ない、街の佇まいにも歴史を感じます。神社が多いせいかも
しれません。もう少し経つと、落ち葉が、そこら中を敷き詰めます。
日本中が、そうです。その落ち葉を踏むと音がするのです。晴れた日がいいです。
カシャッ!カシャッ!という音です。子供に帰った気分になります。
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