自宅の電話は留守番電話にしています。直ぐに電話に出なくても済むので
食事中は便利です。後で着信履歴を確かめて、知らない番号はスルー。電話の傍に
いたので受話器を取ると、知らない男の人からです。直ぐに切ればいいのに、話を
しました。「冬物のコート３０００円で買います。どんな物でも売って下さい。」
「コート、どうするんですか？」「中国・モンゴル・東南アジアへ送ります。」
「ボランティアされてるんですか？」 「ええ、まあ。」「ボロいコートしか
持ってないし、ボランティアならタダで上げたい。」「３０００円で買うから
住所を教えて下さい。」「本当にボロいコートだから、買って貰うの気の毒で。
住所は知らない人に教えません。それより何で家の電話番号、分かるんですか？」
「コンピュータが自動的に割り出して、かけるんですよ。そういう仕組みです。」
「ふう～ん、そうなんだ。有難うございます。お役に立てなくて、御免なさい。」
限りなく詐欺に近いです。こんな話、信じられない。多分、住所を聞き出して
自宅へ来て、要らない貴金属、出させて、押し買いするのかもしれません。
押し買いとは、押し売りの反対で、無理矢理、買いたたく事です。
古いコートの他に下駄箱に眠っている捨てるような靴を買い取りますとか、
要らない食器・履かない長靴などもありました。1人では決めないこと行動しない
ことです。だって相手は騙しのプロなんです。こちらも騙されないプロに
なりましょう。
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