長年、疑問に思っていた事の1つに、料理の味があります。
料理番組・料理教室で、同じ材料、同じ調味料、同じ料理順序、同じ火加減で
作った料理。見た目は同じ様でも、出来上がった料理の味は、微妙に違います。
テレビの料理番組は、IHではなく、卓上コンロが多いです。火力が違うからで
しょうか?中華料理は、強い火が命で、美味しさの秘訣と、聞いた事があります。
火力が違うから、家庭ではチャーハンが難しいのだとか。火力が違えば調理器具も
違います。材料の鮮度・スライスの厚さ・1つ1つの工程の時間・手作業の時間。
考えると、違いが沢山出てきます。室内の温度・材料、調味料の温度も違います。
そして、もっと、違うのは材料の切り方なのだそうです。去年、知りました。
材料を包丁で切ります。材料の何処に、包丁の刃を入れるか、材料の細胞の
どの部分かで、材料の味が違ってくるというのです。驚きです。
そう言えば、白菜の煮物、大好きで作りますが、白菜を縦に切るか、横に切るかで
味が違うのです。縦切の方が好みです。長年の疑問が解決しましたが。
美味しいと思えて、満足出来たら、それでいいですよね。面倒な理屈は不要。
デリケートな味覚は持っていないし、持っているのは逞しい?食欲だから!
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