91歳の お友達

三男と、同級生のおばあちゃんは91歳です。コロナとか色々あって久しぶりに会いに

行きました。ここ3,4年はスーパーで、すれ違うくらいで、前のように自宅を

訪ね、お茶をする機会は、ご無沙汰していました。久しぶり!100になったの?

いや、まだ91だ!まだ2ケタか。120まで生きねば!わははは!どうかな?

息子の同級生を、赤ちゃんから育て上げた肝っ玉婆さんなのです。箱入り息子と

結婚し婚家の家業を切り盛りし、畑仕事も厭わず、放蕩三昧の亭主にビクともせず

3人の子を育て孫まで育てて、ドラマチックな人生を送った、おばあちゃんです。

親子程、年が違いますが、話が合います。近所に畑があって野菜を作っていました。

ミシンを使って小物作りに精を出しています。バッグ・手提げ袋・帽子・財布

マスク等々何でも作ります。ズボンの裾上げ・短パンにリフォーム・綻び縫いを

お願いした事があります。とにかく明るい・元気でいる・くよくよしない人ですが

足が痛くてゆっくり歩きます。いろいろ苦労話をします。酒と女に夢中で家庭を

顧みない亭主に愛想をつかさないのは何故?子供らの父ちゃんだから!立派過ぎ!

帰り際にお手製の洒落た、ポシェットを貰いました。嬉しかったです。パジャマに

なってもポシェットを下げていました。寝るまでです。学校から帰った孫女に

見せびらかしたら、私も欲しいから、貰ってきてと言います。孫男も同じです。

翌日、孫の分まで貰いに行きました。スーパーにもランチにも、ポシェット同伴

です。ご自分で?と聞かれそうです。見栄を張って「はい!」と言いたいです。

が、噓はいけません。正直に、”お友達が自分で作ったのよ”と言います。

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